2021.3.27お知らせ

令和2年度久留米市障害者基幹相談支援センター研修 「これからの災害に備える 障害のある方への災害の備え」 動画公開終了

昨今は水害や台風の災害に加え、新型コロナウイルス感染拡大が重なる事態となりました。

このような状況の中、今後私たちはどのように災害に備えていけば良いのでしょうか。

災害を振り返り、障害のある方やご家族、支援者は、日頃からどのような準備が必要なのか、関係各所から情報を集めました。


※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、令和3年3月18日(木)~26日(金)期間限定の動画公開にて研修を実施しました。
引き続き、下記資料が皆様のお役に立てば幸いです。


久留米市地域福祉課

普段、地域で生活しているものの、災害が起きた際に自力や家族の協力による避難に対して心配がある方に向けた「避難行動要支援者名簿」について、久留米市地域福祉課の方よりお話しいただいております。
具体的な仕組みや対象者、登録方法等、詳細は下記資料及び動画をご覧ください。

●参考資料:「避難行動要支援者名簿登録申込書等

※動画配信は終了しました


久留米市防災対策課

近年続く災害の中、今年度は大規模な台風予想もあり避難所を利用される方も多く、新型コロナウイルス感染対策による収容制限も重なり、満員となった避難所も数か所ございました。こうした事態の中、避難所での感染症リスクや障害のある方への配慮について気になられた方も少なくないのではないでしょうか。また、避難所ではなく在宅避難を選ばれた方もおられたと思います。
そこで今回は、久留米市防災対策課の方より、避難所での感染対策や福祉スペース、災害前に備えておくと良いこと等についてお話しいただいております。また、視覚障害や聴覚障害のある方等、携帯電話やスマートフォンでの緊急速報メールの受信が困難な方は「久留米市避難情報配信サービス」に登録いただくと電話やFAXで避難情報を受け取ることができます。
詳細は下記資料及び動画にてご確認ください。

●参考資料:「久留米市避難情報配信サービス」

※動画配信は終了しました


久留米市障害者福祉課

周囲の方に手助けを必要としていることを知らせる「ヘルプカード」や「ヘルプマーク」について久留米市障害者福祉課の方よりご説明いただいております。外見ではなかなか分かりにくい障害や、コミュニケーションが苦手で困っていることを上手く伝えることが難しい方等が日常的に利用できるものですが、「聴覚障害があるが避難所でのアナウンスがわからない。文字に書いてもらえたらわかることを周囲に簡単に伝えたい。」等、災害時にもご活用いただけるツールになりますので、ご参考になれば幸いです。

●参考資料:「久留米市版ヘルプカード(お試し版)」  「福岡県ヘルプマーク・ヘルプカード」

※動画配信は終了しました


相談支援専門員

障害のある方が被災されたケースに携わられた、「社会福祉法人八千代会 相談支援センターいちばく」の相談支援専門員の方より当時の状況についてお話をいただいております。障害のある方を支援される中、災害を見据えた事前の声掛けや災害当時の気づきなど、貴重な体験談となっております。

※動画配信は終了しました


久留米市社会福祉協議会

障害のある方の中には、一人暮らしをされている方や、家族と同居でも災害時には家族の力のみでは避難等が難しいと不安を抱えられる方もおられると思います。そんな時、どこへ相談したらよいのかわからないことも多いと思います。久留米市社会福祉協議会の方より、災害時の避難についてあらかじめ備える「災害時ケアプラン」等、地域の方との繋がりについてヒントとなるお話をいただいております。ご参考になれば幸いです。
また、被災された世帯へは災害ボランティアセンターの方による生活回復のお手伝いもございます。今年度は新型コロナウイルス感染症対策を行いながら実施されたとのお話です。

●参考資料:「WEBコラム【第5話】人ば頼って良かとばい」

※動画配信は終了しました

久留米市では毎年のように豪雨による水害があり、今年度は大型台風の直撃もある中、熊本県での地震も記憶に新しく、私たちは「どんな災害が、いつ、どこで起きてもおかしくない」という状況に置かれ、それは障害のある方にも同様に訪れることになります。その方の状況や周囲の環境によって、事前準備や当日の対応は様々だと思いますが、何かひとつでも皆様の「日頃の備え」へのヒントに繋がれば幸いです。

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