R07.07.24 当事者分科会 R7年度 第1回

市役所近くの地域活動支援センターあすなろさんの運営する「日々カフェ」にて、意見交換会を行いました。(当事者7名、ご家族1名、事務局スタッフ3名、社協より1名、相談分科会より1名)

当事者分科会では、当事者の目から見た福祉や支援などのあり方について、支援者と一緒に考える取り組みを行っています。

・相談支援専門員の集まりである「くるめ相談ネット」との協働(コラボレーション)について。

・小中学校で行われる福祉教育(ゲストティーチャー)で、当事者自ら授業を行うことについて。

・それから、ピアサポート(当事者同士の支え合い)について等々・・・

この日は、参加メンバーから「支援者にわかってもらいたいけど、わかってもらえていないこと」や、「自分自身の怒りの感情のコントロールの仕方」など、当事者同士だからこそ分かり合える感覚を持ち寄り、前向きな意見交換が出来ました。

また、九州にまだ1頭しかいないという「介助犬」をご利用されている方にもご参加いただきました(写真)。

普段は、落としたものを拾ってくれたり、スマホを持ってきてくれたりなどをサポートしてくれているとのこと。

その中で、「一緒に出掛けることで散歩している人との会話が生まれたり」、「さんちゃんとのつながりができたことの精神面の満足感」や、「さんちゃんがいるから外に出てみようと思えるようになった」など、ただ生活のサポートだけに留まらない役割もあるとのエピソードもお話しいただき、私たちも勉強になりました。

「気持ちのコントロールの難しさ、誰に相談したらいいかわからない」

「グループホームは増えたけど、普通に地域で暮らす障害者が減ってきている気がする」

「『どうやっていけばいいか』と互いにアイデアを出し合う場にしていけるといいかも」

それぞれのいろんな思いを聞きながら、今後も久留米の福祉のあり方を考えていけたらと思います。 

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