R07.11.14 おとな分科会 R7年度 A型勉強会
分科会の開催に加えて、年に数回A型勉強会を開催しています。当初は基幹相談支援センターと分科会に所属していたA型事業所が一緒になって開催していましたが、令和5年度からはA型事業所5事業所が自主的に事務局を担い、運営を行っています。
A型事業所の目標を考える
令和7年度 第2回 障害福祉サービス(就労継続支援A型事業所)勉強会を開催し、31名の参加がありました。
今回のテーマは 「見学や入所時に“難しい”と感じた方をどのように成長させるか?」
というもので、前半は2つの事例発表、後半はグループワークを行いました。
テーマに沿った話題はもちろん、事例に関する意見や全く別の話題でも自由に話せるよう設定されており、参加者は肩肘張らずに臨むことができたようです。どのグループも活発な意見交換が行われていました。
事例①:サンクスラボ久留米オフィス
1つ目の事例発表は、サンクスラボ久留米オフィスよりご紹介いただきました。
サンクスラボは「IT×福祉」をテーマに、障害のある方の活躍を支援している事業所です。
難しいと感じる利用者であっても、「断るのではなく、共に考える」「難しい方こそ伸びしろがある。働く可能性を一緒に探す」という力強い言葉が印象的でした。利用者一人ひとりと真剣に向き合う姿勢が伝わる発表でした。
事例②:「福笑い」からの実例紹介
2つ目の事例は、「福笑い」で実際に通所されている方の例でした。社会人経験はないものの意欲は高く、周囲とのトラブルが起こりやすいという課題がありました。
支援においては、
• 随時面談の実施
• 一人で作業できる時間の確保
• 一般就労支援とは別に、独自の社会人マナー問題集を作成
など、試行錯誤しながら取り組まれており、とても学びの多い内容でした。
グループワーク:A型事業所の実践を共有
1つのグループに参加させていただき、A型事業所ならではの貴重な意見交換を伺うことができました。各事業所が抱える悩みを共有しながら、互いにアドバイスし合う姿が印象的で、一般就労を目指すという大きな目標を掲げつつも、利用者一人ひとりに合わせた丁寧な支援を実践していることがよく分かりました。
最後に、基幹相談支援センターの職員より、「一般就労(障害者雇用)とA型での就労の違い」について質問をしました。
参加した事業所からは、「A型就労は、利用者さんのこれから先の人生を一緒に考えることができる場です」という言葉をいただき、大変印象に残りました。
おわりに
それぞれの事業所は経営の面からいえば、ライバル同士です。ライバルであるにもかかわらず、ともに集い、勉強しておられる姿を見て、よりクオリティーの高いを支援をしていこうという意識の高さがうかがえました。


