R06.05.17 おとな分科会 A型勉強会
分科会の開催に加えて、年に数回A型勉強会を開催しています。当初は基幹相談支援センターと分科会に所属していたA型事業所が一緒になって開催していましたが、令和5年度からはA型事業所5事業所が自主的に事務局を担い、運営を行っています。
今回は障害者福祉課からの情報提供、実践報告、グループワークの内容で開催しました。
全体で36名の参加でした。
- 市障害者福祉課より
市障害者福祉課より主労継続支援A型の現状・課題として一般就労に移行する際の支援と事業経営の強化が挙げられ、A型の利用者さんの中から一般就労へ移行している人数は年々増加していること、近年の報酬改定についての説明がなされ、労働時間の解釈、生産活動を強化する必要性、利用者さんの知識・能力向上等の重要性が説明されました。
2.実践報告とグループワーク
就労継続支援A型「福笑い」さんから実践報告として、仕事内容と役割(業務)分担の説明があり、その後グループワークを行いました。
福笑いさんはA型運営の中で「役割(業務)分担」に取り組まれているそうです。特にサービス管理責任者は事業所の中で利用者さんの支援、事務作業、営業、個別支援計画の作成などいろんな仕事があり、兼務されている方が多いということでした。そうなると中々ゆっくり考える時間が無かったり、利用者さんと向き合う時間が減ってしまったりで悩まれている方も多いようです。
そんな中、業務分担をし、それぞれに責任を持ち専念できる体制を作ることで「効率よく運営が出来るようになる」というご意見もいただけて、とても勉強になりました。
グループワークではみなさんが日頃、意識していることや思っていることをざっくばらんに話せました。自分の業務にも参考になることが多く、実りの多い勉強会でした。
アンケートでも、「とても勉強になった」「もっといろんな話がしたかった」などの意見も多く、みなさんの関心の高さも伺えるなと実感できました。