2022.3.29研修
2月26日、久留米市(久留米市障害者基幹相談支援センター)主催にて「令和3年度久留米市障害者基幹相談支援センター研修会」を開催しました。ZOOMによるオンライン開催でした。当日は77名のご家族・支援機関の皆様にご参加頂き、大変有意義な研修会となりました。
「障害があるから、学べたこと 子育ては、親育ち」をテーマに、二部構成の研修会を開催しました。
第一部では、講師に社会福祉法人ゆうかり学園ゆうかり医療療育センターに勤務されている姫野大助氏よりご講義を頂きました。
テーマは「療育への思い、親子への寄り添い」です。
発達障害の特性、脳機能のはたらき、身体運動、療育の視点について、また、子どもとのかかわりでは、ボディイメージや喜び合う事が重要であり、見つめ合い、ほほ笑みの交流、さらに親も喜びながら、「喜ぶことを喜び」、それをまた喜ぶ共有と分かち合う療育の大切さについてお話頂きました。
最後にお母さんたちには、未来に続く、目の前にいるその子に「今できることをやれば良い!」とお伝えして頂きました!
●第一部:基調講演『療育への思い 親子への寄り添い』の様子
第二部では、4名のシンポジストをお招きしました。
中村路子氏(じじっか副代表)、早川成氏(天使こども園園長)、藤野薫氏(ママさん代表)、松野友里氏(ママさん代表)より、「地域で育つ楽しみ」をテーマに議論、講義して頂きました。
松野氏からは、ご自身の子育てのご経験とお子様を通して出会いの中で、育ちあったこと。子育てを振り返って、ちいさな喜びがおおきな喜びになり、子どもの力をもらって子育てが楽しかったとお話を頂きました。
また、早川氏より、療育と保育の連携を通して、それぞれの機能と役割分担、地域を創るという視点をご講義頂きました。
当日は77名のご家族・支援機関の皆様にご参加頂き、たいへん有意義な研修会となりました。
●第二部:『地域で育つ楽しみ』の様子
●研修会のアンケート回収結果
基調講演『療育への思い 親子への寄り添い』はいかがでしたか。
A 大変参考になった B 参考になった C 参考にならなかった D 全く参考にならなかった