11月15日、第68回くるめ相談ネット(相談支援事業所連絡会)を開催し、39名の参加者がありました。前半は久留米市障害者福祉課の方より、就労継続支援A型事業所の本来の役割と報酬改定後の市内の実情について、また就労継続支援A型事業所K’Sファームより、その取組みについて説明をしていただきました。後半は「就労継続支援A型利用について」のグループワークを行いました。
第68回くるめ相談ネット(相談分科会)では、久留米市障害者福祉課の野口氏より「就労継続支援A型事業の本来の役割と報酬改定後の市内の実情について」をテーマに、平成30年度の報酬改定の内容とその後の市内事業所の現状についてお話しいただきました。
参加者からは、「市内のA型事業所の実情がよく分かりました。A型につないだり、利用者へ説明したりする時に大変役立つ内容でした」等との感想が寄せられました。
その後は、就労継続支援A型事業所K’Sファームの山内氏と中村氏より、就労継続支援A型事業の現状や全国的に見た様々な問題、A型事業所に必要とされる条件と課題等をお話ししていただき、K’Sファームの取り組みについても具体的に説明を行っていただきました。
参加者からは、「なかなかA型事業で上向きの話を聞いたことがなかったので驚きました」「農福連携という取り組みがよく理解できました。福祉の視点ばかりでなく、運営的な部分でも考えねばならず、スタッフの皆さんのご苦労も伝わりました」と感想をいただいております。
後半は、就労継続支援A型事業の利用にあたり困ったことや悩んだこと、今後、同事業に繋げる際に気を付けたいことを中心にグループにて話し合いました。
参加者からは「A型の交通費の問題など、まだまだ課題がたくさんあると思いました。他の相談員の方々から実際にA型に通所されている利用者様のお話を伺えて良かったです」「アセスメントの大切さを改めて感じました。本人の適性、どうすれば継続できるのか等のたくさんの意見を聞くことができ、今後の支援にとても役立ちます」との感想をいただきました。
●第68回くるめ相談ネット(相談分科会)
日 時:2018年11月15日(木)10:00~
場 所:久留米市役所 305会議室
担 当:北部障害者基幹相談支援センター
内 容:
1.「就労継続支援A型事業の本来の役割と報酬改定後の市内の実情について」
久留米市障害者福祉課
2.「就労継続支援A型事業の現状と課題」 就労継続支援A型事業所K’Sファーム
3.就労継続支援A型事業の利用について グループワーク
4.連絡事項