10月20日、第44回くるめ相談ネット(相談支援事業所連絡会)を開催しました。地域支援マネージャー事業について、福岡県発達障害者支援センターあおぞらさんにご説明いただき、意見交換。また、事例報告を基に意見交流を行いました。
第44回くるめ相談ネットは、北部障害者基幹相談支援センター担当で進行し、出席者は34名でした。
当日は、福岡県発達障害者支援センターあおぞらより松尾伸一氏においでいただき、「地域支援マネージャー事業」についてご説明をしていただきました。今後、連携を図るために、制度の概要や支援内容等をお聞きし、意見交換を行いました。
その後、市内の相談支援事業所に提出していただいた事例についてグループワークを行いました。児童さんの相談を受ける上での課題等を出し合い、意見交流を行いました。
●第44回くるめ相談ネット(相談支援事業所連絡会)
日 時:2016年10月20日(木) 10:00~12:00
場 所:久留米市社会福祉協議会 2階大会議室
出席者:34名
担 当:北部障害者基幹相談支援センター
議題
・地域支援マネージャー事業について
・質疑応答
・事例報告(市内の相談支援事業所より)
・市から連絡事項
●主な内容(抜粋)
1.地域支援マネージャー事業について
・困難ケースでの発達障害の特徴や関わり方について手伝いはできると思われるが、出来るだけ具体的に教えてほしい。
・発達障害の診断がついていない方に関して、支援者などからみてどういったところに困っているのか伝えてもらうと一緒に考えられる。
・費用は福岡県の委託事業なのでかからない。
2.質疑応答(抜粋)
・担当者会議に出席をお願いしたい場合はどのくらい前から依頼をするとよいのか。
⇒すでに相談をしている人は担当職員が出席をするので、担当職員との調整になり、相談していない人は行ける職員が対応することになるが、どちらも1ヶ月前くらい前に伝えてもらうと調整がつきやすい。
・申し込みについてはどうすればいいか。
⇒まずは電話。その際に、発達障害のエピソードや本人の能力について、IQ、診断名などの客観的なデータなどがあるといい。
・施設内での研修で講師をしてもらうことは可能か⇒要相談
3.事例報告(市内の相談支援事業所より)
市内の相談支援事業所の相談支援専門員さんに事例報告をしていただき、今後の児童さんの支援のあり方についてグループワークを行い、活発な意見交換を行いました。
4.市より連絡事項
・サービス等利用計画の作成率が、セルフプランを合わせると100%に近づいてきた。
・基幹相談支援センターが立ち上がったことで、サービス等利用計画の質の向上や環境整備に取り組む。
・11月より基幹相談支援センターと市障害者福祉課で事業所の訪問を行う。
5.その他
・権利擁護部会の報告
①虐待のリスクアセスメントチェックシートを市と作成中
②差別解消法の講演会の開催(11/23)
・相談支援WGより
①相談支援専門員向け勉強会の第1弾は10/25終了
②上記勉強会について第2弾を11月~開催予定。